おいも日記クラルテ

土曜日に、ピッコロシアターへ人形劇団クラルテの「あらしのよるに」を観にいってきました。けいばあちゃんと一緒にいもらす１，２号も一緒です。

クラルテは人形劇団としてはとっても有名でかつ、とても迫力のある演技をみせてくれます。「あらしのよるに」という本は少しは読んだことがあったけれど、こんなに感動するとは思っていませんでした。オオカミのガブとヤギのメイとの友情物語なのですが、ガブとメイを人間に置き換えたりして考えさせられました。
　命をかけてまで、メイとの友情を守り抜こうとしたガブが、最後には仲間のオオカミに・・・という話です。最後、私がほろほろ、涙を流していると
横では、いもらす１号が「なみだでた！」と言いながら一生懸命に劇を観ていました。そして終わった後、
「ガブはどこにいったん？」「メイの心の中におるんかな？」
こんな子どもでも、お話の中に引き込まれるくらい素敵な人形劇でした。人形劇というにはもったいないくらいの劇でした。

最後に、ロビーに人形達が出てきたときに、メイにも会いました。
いもらす１号は、メイ役の方に「ガブはメイの心の中におるんやな？」っていってました。お姉さんは「そうおもってくれたんだね、ありがとう」との返事でした。
答えはなく、自分で考える力が必要な劇の構成に拍手です。
そして、そんな風に感じていたいもらす１号、素敵だなって思ったよ。

良い出会いをさせてもらいました。

いもらす１号 Trackback() Comment(1) edit